「コウノトリは来るよ」と太鼓判

「コウノトリは必ず来るよ」

と聞いてうれしくなりました。

発言の主が、豊岡市のコウノトリ農法拡大の中心的役割をになった

コウノトリの郷営農組合の畷悦喜さん(70)だったからです。

左が畷さん、真ん中が稲葉さん
左が畷さん、真ん中が稲葉さん


越前町で有機農法に取り組んでいる「田んぼの天使」有機の会の

井上さん(写真右)のところへ視察に来て

コウノトリ支局に立ち寄られました。

「(農薬や化学肥料を使う)これまでの農業と比べ、どれくらい大変ですか」

と質問をすると

「べつに、それほどでもないわな。昔やってたことやってるだけやで」

と笑っていました。

そして、こう続けます。

「子どもや孫にはやっぱりいいもん食わせたいがな」

その延長に「コウノトリ育む農法」で育てた米を買ってくれる消費者がいるそうです。

とはいいつつも、除草は結構、大変だそうです。

スーパーに並ぶ米には除草の苦労は書いてありません。

「特別栽培米認証1」「無農薬」などと書かれる商品の裏には

こうした苦労があります。

「安心」「安全」にはそれだけの手間があります。

裏を返せば「安いには安い理由がある」ということか。

☆  ☆  ☆  ☆  ☆

実は兼業農家の【奥】ですが、みらい・つなぐプロジェクトに参加してから

田んぼに生きものがいないことの意味をよく考えるようになりました。

「生きものが逃げ出してしまう田んぼでとれる米とは何なんだろう」と。

なぜ、めだかやドジョウや虫が生きられないのに、人間は平気なんだろうか。

「安心・安全」に敏感なはずの日本人の多くはそういう米を食べています。

大丈夫なんでしょうけど。

☆  ☆  ☆  ☆  ☆

歓談の後、みんなで支局のコウノトリ田んぼを見に行きました。

看板に止まったカマキリの子どもを発見しました。

「農薬を使う田んぼにはカマキリは来ない」らしいです。

大先輩の畷さんといい、カマキリといい、

大きく前へと、背中を押されたような1日でした。

by少しまじめになってみた【奥】

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