電気自動車きたる


コウノトリ支局に三菱の電気自動車「i‐MIEV」参上。それは路面を滑るように静かにやってきた。

虫と川のせせらぎしか聞こえてこない支局に、タイヤの音だけが響く。あとは、わずかに耳に触れる程度の電気モーターの音。
これで車が走るのかと思うほど、音が聞こえない。

排気ガスは一切出ない次世代型自動車、その場に居合わせた者全てが熱い感動のまなざしを向けている。

小ぶりながら、流れるようなフォルムが美しい。
車内を覗いてみると、その外観からは意外なほど広々とした室内空間が広がっていた。

運転席に乗り込み、イグニッションを回しエンジン(?)スタート。
「本当にこれでかかってるの?」と思わず口にする。
この車に乗る者が、異口同音に発する言葉だという。

アクセルを踏み込むと、スキーで雪上を滑りだすような静粛で滑らかな走り出し。タイヤが転がっていることすら忘れるような感覚に陥る。

一番興味があった加速性。
まったくストレスなく伸びやかな加速で、あっというまに60キロに達していた。相当、快適な走りである。

バッテリー残量が少なくなってきた際には、“電気を注入”するわけだが、これも意外に簡単。支局は家電用の100ボルト電源だが、200ボルトからの変換ケーブルを繋いで、電源に差し込むだけ。
数時間後には充電完了となる。

白山・坂口の閑静で緑が多い環境にはもってこいの車。
数年後には電気で走る自動車が増大するだろうと感じた。

【byく~に~】

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