香りの正体

支局にはいろんな人がやってきます。

それが自然豊かな白山地区のような地域とは全く違う「街の人」だったりすると

思わずのけぞってしまうほどのカルチャーショックを受けることがあります。

少し前の、よく晴れた日こと。

「さっき、支局の前の道で便所の臭いがしたんやけど、なんやろ」

と街からやってきた訪問者に聞かれました。

「便所っすか」

しばらく、支局の前を行き来したが、「便所の臭い」はしません。

不思議に思いながら「どこですか」と【奥】

「あの辺」と街の人

あの辺に行ってみても「便所の臭い」がしないどころか、

むしろ、キンモクセイの甘い香りが立ちこめていました。

「キンモクセイの香りしか…」と言いかけてはたと気付きました。

キンモクセイ………

そうです。「街の人」のトイレにはキンモクセイの芳香剤が置いてあるのです。

これには驚きました。

その人にとって、キンモクセイのにおいは便所のそれなんだなあ、と。

県内でこれなら、自然と全くかかわらない大都会(死語?)の人たちはどうなんだろう。

白山・坂口地区で自然本来の臭いをかいだときに

「便所の臭い」「下足箱の臭い」「洗剤の臭い」「ヘアムースの臭い」

こんな表現のオンパレードになるのかもしれません。

うーん。やはり、自然を体感できる里山は守らないといけないなあ、と思ってしまう出来事でした。



by 日本の未来について考えてみた【奥】

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